saklab UTokyo

RESEARCH TOPICS

01
On-chip加速器
レーザー誘電体加速(DLA)ーレーザー電場で粒子を直接加速ー

レーザー光は進行方向に対して垂直な電場を持っているため、そのままでは荷電粒子を効率的に加速することはできません。

光を使った加速は様々な手法が研究されていますが、saklabでは微細な構造を用いてレーザー光を粒子加速できる波に変換して加速するDLA(レーザー誘電体加速)と呼ばれる手法の研究を進めています。

用いるレーザー光の波長程度の微細構造をチップ上に製作して加速するため、「On-chip加速器」とも呼ばれます。

加速器を飛躍的に小型化することができるため、量子ビームの利用用途も飛躍的に拡大することが見込まれる技術です。

クレジット:saklab