saklab UTokyo

PROJECTS

01
光によるビーム加速
光による加速が新たな量子ビーム源を拓く
量子ビームは科学技術研究のみならず、産業や医療でも広く活用されています。 電子や陽子、イオンなどの荷電粒子ビームは、高周波(周波数:GHz)によって加速・エネルギーを与えることによって生成されます。 この加速に用いる波の周波数をどんどんあげ...
02
Coming soon …
Coming soon ...
03
Coming soon …
Coming soon ...

RESEARCH TOPICS

01
On-chip加速器
レーザー光は進行方向に対して垂直な電場を持っているため、そのままでは荷電粒子を効率的に加速することはできません。 光を使った加速は様々な手法が研究されていますが、saklabでは微細な構造を用いてレーザー光を粒子加速できる波に変換して加速す...
02
プリバンチ自由電子レーザー
自由電子レーザーとは、高エネルギーの電子ビームと光を周期的な磁場(アンジュレータ)中で相互作用させることによって発振するレーザーです。 X線の領域のレーザー光もこの方法を用いて実現しています。 近年では電子ビームの高品質化が進み、小型な装置...

ABOUT

東京大学大学院 工学系研究科 原子力専攻/原子力国際専攻
坂上和之 研究室(saklab)
光・量子ビームを作る、使う、そして創る
光・量子ビームは社会で幅広く活用されています。光としてのレーザーは皆さんが今この画面を見ているPC/スマートフォンにきっと搭載されていますし、量子ビームとしての放射線は医療やインフラ診断など社会活動を支えるとともに、量子ビームから得られる放射光は様々な新製品開発に利用されています。光と量子ビームは別のモノのように思われますが、例えば半導体製造においては、使用する光が年々短波長化し、EUV(極端紫外光:波長13.5 nm)が使われ始めました。これはもう放射線と呼んでも良い領域で、その垣根はどんどん低くなっていくことでしょう。この新しい融合領域を発展させるため、レーザーや加速器、それらの融合による新たな光・量子ビーム源の開拓や加速器の小型化などを進めることで、応用分野を広げていきます。最近では、レーザー加工への応用なども行っています。
本研究室は立ち上がったばかりで、レーザーや加速器などを用いた研究装置をイチから設計・製作していきます。加速器科学/光科学/真空技術/材料科学/光・量子ビーム応用など幅広く学べ、自らのアイデアが詰まったシステムを構築できるチャンスに一緒に楽しく研究しましょう。